2012年3月14日(水)、ホテルグリーンパーク津において、「第6回役員懇話会」が開催され、小菅会長はじめ役員45名が参加しました。
当日は、21世紀政策研究所の研究主幹でNPO法人国際環境経済研究所所長の澤昭裕氏が、「いま、何を議論するべきなのか?-エネルギー政策と温暖化政策の再検討-」と題して講演いただきました。
澤氏は、「エネルギーのベストミックス論」、「再生可能エネルギーの課題」等について分かりやすく話され、参加した役員はエネルギーに関する更なる理解を深めていただきました。
2011年11月29日(火)、ホテルグリーンパーク津において、「第5回役員懇話会」が開催され、小菅会長はじめ役員39名が参加しました。
当日は、三重大学地域戦略センターのセンター長の西村訓弘氏が、当会が調査研究を委託した成果の中間報告として「地域社会の将来像に関する調査研究」をテーマに講演しました。西村氏は、国内外のエネルギー動向について話した後、現在、同センターが核となる産学官連携による地域活性化の事例として、県南地域での柚子を使用したプロジェクトや、県内の豊富な木材を活用したバイオマス発電を利用した地域活性化の可能性についてご紹介いただきました。
2011年11月8日(火)と9日(水)に、「第3回役員視察会」がありました。震災以降注目を集めいている再生可能エネルギーをテーマに、九州電力(株)小丸川発電所(純揚水式水力発電)・八丁原発電所(地熱発電)を役員の30名が視察しました。
初日は、揚水式水力発電を行う宮崎県児湯郡の小丸川発電所では、通常の水力発電とは違い、昼間のピーク時間帯は、上部調整池から下部調整池に水を流下させて発電し、使用した水量を電力需要の少ない夜間の電気で水車を逆回転させて上部調整池に揚水し、昼間の発電に再び使う仕組みなどを学びました。二日目は、地熱発電を行う大分県玖珠郡の八丁発電所を訪れ、温泉地特有の地熱を利用した発電設備や従来の地熱発電では不可能だった低温の蒸気・熱水での発電が可能となる国内初のバイナリー発電施設を視察しました。
この視察会を通じて、再生エネルギーのメリットとデメリットを深く知ることができ、今後のエネルギーのあり方を考えることができました。