• HOME
  • 21世紀のエネルギーを考える会・みえについて
  • 会長あいさつ
  • 事業計画
  • 役員紹介
  • 活動内容
  • 会報誌

活動内容

シンポジウム・講演会・見学会

【年度】2012年度

2013年2月14日「地区別講演会・名張」

 平成25年2月14日(木)、名張産業振興センターアスピア(名張市南町)で地区別講演会を開催し、名張市商工会議所の会員様や一般の方約110名の皆様にご参加いただきました。
 講師に国際環境経済研究所主席研究員の竹内純子氏を迎え、「ドイツに学ぶ環境・エネルギー政策の今後」~再生可能エネルギーの実力は!?~と題した講演を行いました。
 竹内氏は、再生可能エネルギーの普及に努めてきたドイツの事例を紹介。太陽光発電施設などの設備は導入されてきたが、電気料金が上昇していることや、再生可能エネルギーの稼働率が低いことなどの問題点を指摘しました。国内でも脱原発による燃焼費増大と再生可能エネルギー導入で、電気料金は近い将来、上昇すると予想し、再生可能エネルギーの技術開発に向けた政府の適切な支援や、欧米に比べ体陽光発電の買取価格を引き下げる必要があると強調しました。今後のエネルギー政策には電力の安定供給や経済性、安全安心、環境の両立が求められると訴えました。

2012年12月21日「地区別講演会・津」

 平成24年12月21日(金)、津市芸濃総合文化センター(津市芸濃町椋本)で地区別講演会を開催し、津・伊賀商工会広域連合の会員様や一般の方約90名の皆様にご参加いただき、講師に国際環境経済研究所主席研究員の竹内純子氏を迎え、「ドイツに学ぶ環境・エネルギー政策の今後」~再生可能エネルギーの実力は!?~と題した講演を行いました。
 竹内氏は、脱原発の理想郷とされるドイツについて「発電量のメーンは自国産出の石炭など化石燃料」「再生可能エネルギーにかかる経済的負担が増え、不満が募っている」などと実情を紹介しました。また、エネルギー政策には経済性や安定供給、環境に安全性を加えたバランスが重要で、国の情勢や規模、産業構造などで理想型とは違うと指摘。電気料金の上昇は低所得層にダメージを与え、産業の空洞化を招くとして「どんな社会にしたいのか、描いていく必要がある」と述べました。

2012年12月14日「地区別講演会・川越」

 平成24年12月14日(金)、朝明商工会館(三重郡川越町)で地区別講演会を開催し、北勢商工会広域連合の会員さまや一般の方で約120名の方にご参加いただき、講師に作家の神津カンナ氏をお迎え、「しなやかにいまを生きる~身近なエネルギーと環境問題~」と題した講演を行いました。
 神津氏は、新エネルギーの研究開発は重要な武器になる一方、商業化にはまだまだ時間とコストがかかるとし、「現実生活で必要なエネルギーとの両論を持たなければならない」と訴えました。また、「ゼロ」や「無」を意識するあまり、ゼロ以外を受け入れないという思考停止に陥ってしまうと指摘し、「いろんな角度から物事の本質を見なければならない。緩やかに変化する時代の中で、自分の判断基準を持ってほしい」と呼びかけました。

2012年12月6日「地区別講演会・志摩」

 平成24年12月6日(木)、志摩市商工会館で地区別講演会を開催し、志摩・度会商工会広域連合の会員さま58名の方にご参加いただき、講師に作家の神津カンナ氏をお迎え、「しなやかにいまを生きる~身近なエネルギーと環境問題~」と題した講演を行いました。
 神津氏は、石炭から石油、原子力、再生可能エネルギーと時代と共にゆっくりとエネルギーは変わってきたと話し、「世の中は毎日少しずつ変わっていくし、なくなっていくものもある。すべてを白黒で判断することは難しい。日々の生活の中でも丁寧に物を見て、柔軟に考えることが大事」と呼びかけました。

2012年11月28日「公開シンポジウム・松阪」

 2012年11月28日(水)、フレックスホテルにおいて、「エネルギーのこと、環境のこと、ご一緒に考えてみませんか!」~正しく知ろうエネルギーのこと、環境のこと~をテーマに公開シンポジウムを開催し、松阪商工会議所・松阪商工会広域連合の会員を始め約130人の方にご参加いただきました。
 基調講演会では、21世紀政策研究所研修主幹、NPO法人国際環境経済研究所所長の澤昭裕氏に「エネルギー政策と温暖化政策について」と題した講演をいただきました。
 また、パネルディスカッションでは、国立大学法人三重大学名誉教授の伊藤達雄氏をコーディネーターとして、コメンテーターに澤昭裕氏、パネリストには、経済産業省中部経済産業局資源エネルギー環境部電力事業課長の壁谷勢津子氏、三重県雇用経済部長の山川進氏、株式会社青山高原ウィンドファーム常務取締役総務部長の小崎茂生氏、水土里ネット立梅用水事務局長の高橋幸照氏、辻製油株式会社代表取締役社長辻保彦氏、三交不動産株式会社総合企画室部長・環境エネルギー事業エネルギー事業部長の中村充孝氏を迎え、「エネルギー政策と再生可能エネルギーの戦力化」をテーマにディスカッションを行いました。

2012年11月10日「エネルギーを考える社会見学」(公募見学会)

 平成24年11月10日、「エネルギーを考える社会見学」を開催し、55名に参加していただきました。この見学会は、東日本大震災以降注目されている新エネルギーについて県民に考えてほしいと、当会が初めて企画したものです。
 愛知県知多郡武豊町竜宮の中部電力㈱武豊火力発電所構内にある太陽光発電所「メガソーラーたけとよ」では、中部地域最大級の約39,000枚の太陽光パネルを展望台から一望した後、太陽光発電の仕組みや低炭素社会の実現に向けた取り組みなどを学びました。
 その後は、国内最大級の出力410万キロワットを誇り、一部バイオマス発電を実施している中部電力㈱碧南火力発電所を見学。電力館で展示されている装置を実際に触り、いかに環境に負荷をかけずに電気が作られているかなど、係員から説明を受けました。
 名古屋市港区金城ふ頭にあるJR東海リニア・鉄道館では、蒸気機関車や新幹線の実物車両の展示を見たり、エネルギーと共に発展してきた鉄道の歴史を学びました。

2018年度へ 2017年度へ 2016年度へ 2015年度へ
2014年度へ 2013年度へ 2011年度へ 2010年度へ

ページトップへ