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2012年11月10日
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エネルギーを考える社会見学

活動内容

総会

【年度】2010年度

2010年6月8日「平成22年度総会を開催」

 6月8日(火)、「21世紀のエネルギーを考える会・みえ」は津市羽所町のアスト津4階・アストホールで、15回目となる平成22年度総会を開催し、約250名の会員が参加しました。
 総会の冒頭、小菅弘正会長は、「先日、当会の役員と、運転を再開した福井県の高速増殖炉『もんじゅ』を見学しました。実用化されると、ウラン全体を燃料にできるため、エネルギーが安定して確保できます。 エネルギー自給率の低い日本にとって、意義のあるプロジェクトであると認識しました。
 本年は設立15年目という節目の年であり、講演会や見学会などの啓蒙活動により積極的に取り組みたいと思います。 当会の活動に引き続きご理解、ご支援をいただき、低炭素社会実現に向けた活動を全県民運動に発展していただくよう、切にお願い申し上げます。」と挨拶しました。
 来賓を代表し、板垣秀男経済産業省中部経済産業局資源エネルギー環境部電源開発調整官は、 「経済産業省では経済成長政策、地球環境、地球温暖化対策、エネルギー基本計画の見直しを進めています。 原子力発電の推進、再生可能エネルギーの導入促進とい供給側の対策とともに、省エネや次世代自動車の割合を2030年に70%にするという需要側の対策のほか、これらが効率的に連携する社会システムの構築といった内容が盛り込まれています。 CO2削減では、昨年、政府としてすべての主要排出国による公平かつ実効性のある国際的枠組みの構築および意欲的な目標の合意を前提として、2020年に1990年比で25%の排出削減を明言しています。 その重要な対策として、太陽光や風力など新エネルギーの導入促進、省エネルギーの推進、発生時にCO2を排出しない原子力発電の推進という3つをご理解いただきたい。今後とも21世紀のエネルギーを考える会・みえにおかれましては、 エネルギーと環境問題について、理解促進にさらに一層ご協力を賜りたいと思います。」と挨拶されました。また、水谷正美三重県議会政策総務常任委員長は、「快適な国民生活や経済・産業発展を支える上で、エネルギーの安定的・効率的供給は不可欠ですが、 海外からの天然資源に依存した現在の供給体制では、難しい課題を抱えています。青山高原では本州最大規模といわれる風力発電が稼動していますが、このような新エネルギーを含めた各種エネルギー源を適切に組み合わせ、安定供給を図るとともに、 家庭生活などの個人消費分において一層の省エネルギー対策を進めることが肝要です。21世紀のエネルギーを考える会・みえにおかれましては、地球環境問題やエネルギー資源の問題解決に向けた活動をさらに進化させることを期待します。 三重県議会でも、今年度、新エネルギー調査特別委員会を設置しており、低炭素社会に向けてのエネルギー全般に関する調査研究を行っていきます。」と述べられました。
 総会では、小菅会長の議事進行により、平成22年度の事業計画、会長の選任、役員の承認、会則の改正などの審議が行われ、満場一致で承認されました。 また、「低炭素社会」実現に向けて、全県民的な運動への発展を求めることなどを内容とした声明書が、吉田文雄副会長より読み上げられ、こちらも満場一致で承認されました。
 総会終了後は、四日市大学環境情報学部教授の新田義孝氏による「低炭素社会の実現に向けて」と題した記念講演が行われ、三重県から発信する低炭素社会への具体的な取り組みを提言する新田氏の講演を、興味深く聞き入っていました。

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