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活動内容

その他活動

【年度】2009年度

2010年3月1日「第2回役員懇話会開催」

 当会役員のエネルギー・環境問題に対する更なる知識向上を図るため、第2回役員懇話会を開催しました。
 第2回は、平成22年3月1日(月)、ホテルグリーンパーク津で、46名が出席し、中部電力(株)代表取締役副社長執行役員の宮池克人氏を講師に迎え、「電力会社における環境への取り組み~低炭素社会へ向けて~」をテーマに、懇話会を行いました。
 宮池氏は、地球温暖化防止に対する海外の動向や国内政策の最新情報を紹介しました。また、中部電力管内で推進されている風力・太陽光発電の推進状況や原子力発電の課題、安定供給確保(Energy security)、環境保全(Environmental conservation)、経済性(Economic growth)の3つのEを達成するための取り組みを説明しました。
 参加した役員も、改めて地球温暖化防止の必要性や低炭素社会実現の重要性、当会の課題、役割について考える機会となりました。

2010年2月16日「三重県新生活運動推進協議会主催の平成21年度省資源・省エネルギー大会に協賛」

平成22年2月16日(火)、津市ポルタ久居3階の市民ふれあいセンターにおいて、「平成21年度省資源・省エネルギー大会」が開催され、県内各地の生活学校から約50名が参加しました。
 この大会は、毎年2月の省エネルギー月間に合わせて実施しているもので、生活者の立場から、省資源・省エネルギーを考えるという趣旨に賛同し、当会は毎年協賛しています。
 今回は「『ストップ ザ・温暖化』”みんなで減らそうCO2”」をテーマに、パネルディスカッションや講演が行われました。
 まず始めに、伊藤会長が「現在の地球は、温暖化がますます進み、生態系も崩れてきています。京都議定書発効後、CO2削減に取り組んできたつもりですが、逆に増えてきているのが現状です。新内閣が掲げた25%削減という目標に向けて、私たち主婦がどのように生活するのがいいのか、考える機会にしたいと思います。」と開会挨拶が行われました。
 続いて当会の服部事務局長が「地球温暖化は、今や世界的に深刻な問題として取り上げられていますが、現実に私たちは、それぞれの立場で対策を講じているのでしょうか。この大会等を通じて知識を身に付け、危機感を持って行動することで、真の温暖化防止対策が実践されていくものと思われます。」と挨拶しました。

2010年1月16日「津北商工会新春講演会への参画」

 平成22年1月16日(土)、河芸会館で津北商工会新春講演会が開催されました。
 当日は、石垣英一財団法人三重県産業支援センター理事長が「新成長戦略(基本方針)~輝きのある日本へ~」と題した基調講演を行いました。日本の強みを活かした成長として環境・エネルギー産業を挙げ、主な施策として固定価格買取制度拡充による再生可能エネルギー拡大支援、住宅・オフィス等のゼロエミッション化などを紹介しました。
 また、当会パンフレットを参加者に配布し、当会の活動に理解を求めました。

2009年12月14日「第1回役員懇話会開催」

 当会役員のエネルギー・環境問題に対する更なる知識向上を図るため、平成21年度から役員懇話会を開催しました。
 第1回は、平成21年12月14日(月)、ホテルグリーンパーク津で、当会役員・運営幹事はじめ37名が出席し、小菅会長の挨拶の後、都市環境ゼミナール会長・愛知県地球温暖化防止活動推進センター長で当会理事でもある伊藤達雄氏を講師に迎え、「気候変動とエネルギー」について考える研修会を行いました。
 伊藤氏は、地球の自然環境は、さまざまな生命体・岩石・海洋・大気が関連し合い、進化する自己調節システムを構成しているという「ガイア思想」を紹介し、地球環境はすでに危機に直面している現状を説明しました。また、顕著な気候の変化や海面温度の上昇等の例を挙げながら、地球温暖化の原因と、それが与える深刻な影響を解説しました。エネルギー源については、化石燃料から風力・太陽光・バイオマス等の再生可能エネルギーおよび原子力エネルギーへの転換が直ちに必要であると訴えました。

2009年11月26日「八千代台一丁目自治会見学会に協賛」

 平成21年11月26日(木)、四日市・八千代台一丁目自治会員36名による中部電力(株)碧南火力発電所・へきなんたんトピア、名古屋港ワイルドフラワーガーデン”ブルーボネット”の見学会が行われました。
 碧南火力発電所では、日ごろ私たちが利用している電気がどのように作られているのか、発電のしくみや環境への取組みについて学んでいただきました。
 ブルーボネットは、新名古屋火力発電所の緑地の一部を「自然風庭園」として整備した地域共生施設で、美しい緑や草花などを楽しんでいただきました。
 電力会社のエネルギー・環境問題に対する取組みを身近なものとして、参加者一人ひとりが見て、聞いて、学ぶことができた見学会でありました。

2009年11月20日「平成21年度四日市商工会議所優良勤労者表彰式への協賛」

 平成21年11月20日(金)、四日市商工会議所で平成21年度四日市商工会議所優良勤労者表彰式が開催されました。
 式典には約300名が参加され、当会協賛の記念講演会は、元マラソン選手の千葉真子氏が「命を輝かす人間」と題して講演いただきました。
 当日は服部事務局長が来賓として挨拶し、会員の方々へ当会のPRを行いました。

2009年10月28日「三重県商工会連合会大会への協賛」

 平成21年10月28日(水)、三重県文化会館で三重県商工会連合会大会が開催されました。
 大会には約600名が参加され、当会協賛の記念講演会は、エネルギー・環境問題への理解を図るため、(財)電力中央研究所の研究顧問で工学博士の中岡章氏が「地球温暖化の解決のためには」と題して講演いただきました。中岡氏は、現在の日本や世界のエネルギー事情を平易なことばでわかりやすく解説し、地球温暖化を防止するために私たち一人ひとりが個人でできる取り組みとして「エコット家計簿」などを提案しました。

2009年7月21日「三重県知事、県議会議長に要望書を提出」

 7月21日、「考える会」の小菅弘正会長、服部勝新事務局長らは三重県庁を訪れ、6月4日に開催された同会の平成21年度総会の報告を行うとともに、低炭素社会出現に向けた取り組み強化や新エネルギーの開発を求める要望書を政策部長へ提出しました。
 要望書は、平成21年度総会で採択された「声明書」に沿うもので、①低炭素社会実現に向けた、官民一体となった取り組みの強化②発電時に二酸化炭素を排出しない電源(風力・太陽光・原子力)の開発や省エネルギーの推進③低炭素社会実現の担い手となる子供たちへのエネルギー・環境教育の積極的な実施の3項目について、県の取り組みを求めています。
 当日、知事の代理で要望書を受け取った小林清人政策部長は「新しい産業政策として新エネルギー事業に取り組んでいる。普及・啓発の段階から、政策として取り組む段階に来ている」と話されました。
 同日、同内容の要望書を三谷哲央県議会議長、野田勇喜雄県議会副議長にも提出しました。三谷議長、野田副議長は、「緊急経済対策の特別委員会の取り組みの柱として新エネルギー対策を挙げている。風力やメタンハイドレードなど県内の資源を活かしながら柔軟に対応していきたい」と述べられました。また、7月下旬から8月にかけて、県内29市町の首長・議長にも同文書を提出し、理解を求めました。

2009年6月4日「平成21年度総会を開催」

 6月4日(木)、「21世紀のエネルギーを考える会・みえ」は平成21年度総会を津市羽所町のアスト津4階・アストホールで開催し、 約300名の会員が参加しました。来賓に青山伸治経済産業省中部経済産業局資源エネルギー環境部電源開発調整官を迎え、平成8年の発足から14年目となる総会を盛大に開催しました。
 総会の冒頭、挨拶に立った小菅弘正会長は、「当会の活動も14年目となり、県民の皆様方のご支持をいただきながら推進してまいりました。昨今の情勢を見てみますと、昨年夏の洞爺湖サミットで、 二酸化炭素など温室効果ガスの排出量削減目標を世界全体の目標として共有し、採択を求めるという宣言が出されました。環境・エネルギー問題に関しては早急な取り組みが必要な情勢となっております。 一方では、社会経済情勢は大変厳しく、原油をはじめとする化石燃料の大幅な価格変動、また金融市場の動揺による世界的な経済悪化など、過去に例のない厳しい状況になっています。こうした中で、 エネルギー問題と地球環境保全という未来の世代に対する責任を全うするために、原子力や新エネルギーなどの非化石エネルギーの積極的な利用を推進するとともに、私たち一人ひとりが省エネルギーに努めるなど、 低炭素社会実現に向けての取り組みが急がれています。当会は、世界共通の課題である低炭素社会実現を訴えるとともに、この三重の地から新エネルギーや原子力の情報発信に取り組み、低炭素社会への理解を深めていく所存です。」と述べました。
 ご来賓を代表し、青山伸治経済産業省中部経済産業局資源エネルギー環境部電源開発調整官は、「エネルギーをめぐる情勢は大きく動いています。昨年7月には原油価格が1バレル145ドルに高騰しました。それが世界同時不況となり、 昨年秋には35ドルまで急落、最近は68ドルと再び上がりつつあります。また、温室効果ガス削減問題ですが、国の中期目標ということで、90年比で4%増から24%削減するという案まで広く議論されており、エネルギー・環境問題は地球規模で大変重要な課題となっています。 経済産業省では、昨年秋からの急激な景気悪化を受けて、中小企業を中心に金融・雇用対策を重点的に講じています。一方では、未来への投資という側面から低炭素革命を重点的に推進することとしており、太陽光発電や環境対応車、省エネ家電の買い替えなどを中心に7000億円を超える補正予算を実行に移しています。 中部経済産業局でも、ものづくりに強みのある当地域を活性化させるための策を講じるとともに、低炭素革命を強力に推進するとしており、蓄電池の研究開発をはじめ、太陽光発電、風力、バイオマス等の新エネルギーの促進、また地球温暖化防止に非常に有効な原子力発電の推進、改正された省エネ法の啓蒙、 各種リサイクル法の適正な執行など、エネルギー問題と環境問題の一体的な解決に向けて取り組みを展開しています。このような地球規模の問題解決には、地域のさまざまな機関の方々のご理解とご協力が不可欠であり、今後ともエネルギーを考える会・みえにおかれましては、エネルギー・環境問題についての 県民の理解促進のための中核的な役割を果たしていかれることを期待します。」とあいさつされました。
 総会では、小菅会長の議事進行により、平成21年度の事業計画、副会長、理事の承認などの審議が行われ、満場一致で承認されました。また、本会の行動理念である「低炭素社会の実現」に向けて、三重県下で地域ぐるみの活動が定着する社会を目指し、 省エネルギーの推進や風力・太陽光・原子力などの発電時に二酸化炭素を排出しない電源に対する理解促進を求めるなどを内容とした声明書を中村信夫事務局長がより読み上げ、こちらも満場一致で承認されました。 総会終了後は、財団法人電力中央研究所の中岡章氏による「エネルギー問題と地球環境問題の解決には~低炭素社会の実現のためには」と題した記念講演が行われ、具体的なデータを用いた中岡氏の講演を、会員たちも興味深く聞き入っていました。

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