2012年3月22日(木)、楠町商工会主催による「中部電力㈱メガソーラーたけとよ」の見学会に24名の会員が参加いただき、 太陽光発電に関する理解を深めていただきました。
2012年3月14日(水)、ホテルグリーンパーク津において、「第6回役員懇話会」が開催され、小菅会長はじめ役員45名が参加しました。
当日は、21世紀政策研究所の研究主幹でNPO法人国際環境経済研究所所長の澤昭裕氏が、「いま、何を議論するべきなのか?-エネルギー政策と温暖化政策の再検討-」と題して講演いただきました。
澤氏は、「エネルギーのベストミックス論」、「再生可能エネルギーの課題」等について分かりやすく話され、参加した役員はエネルギーに関する更なる理解を深めていただきました。
2012年3月2日(金)、リストランテソプラノにおいて開催された「三重県経営者協会 女性懇話会」において、服部事務局長が10名の女性会員を対象に「エネルギーのこと、環境のこと、ご一緒に考えてみませんか!」をテーマに出前PAを行いました。
2012年1月28日(土)、四日市シティホテルにおいて開催された、「三重県民社協会 第18回総会」のセミナーにおいて、 服部事務局長が約80名の会員を対象に「エネルギーのこと、環境問題のこと、ご一緒に考えてみませんか!」~正しく知ろうエネルギーのこと~、をテーマに出前PAを行いました。
2011年12月10日(土)、津・伊賀ブロック商工会職員協議会主催による「中部電力㈱浜岡原子力発電所」の見学会に30名の職員が参加いただき、原子力発電に関する理解を深めていただきました。
2011年11月29日(火)、菰野町商工会工業・商業合同部会主催による「中部電力㈱浜岡原子力発電所」の見学会に30名の会員が参加いただき、原子力発電に関する理解を深めていただきました。
2011年11月29日(火)、ホテルグリーンパーク津において、「第5回役員懇話会」が開催され、小菅会長はじめ役員39名が参加しました。
当日は、三重大学地域戦略センターのセンター長の西村訓弘氏が、当会が調査研究を委託した成果の中間報告として「地域社会の将来像に関する調査研究」をテーマに講演しました。西村氏は、国内外のエネルギー動向について話した後、現在、同センターが核となる産学官連携による地域活性化の事例として、県南地域での柚子を使用したプロジェクトや、県内の豊富な木材を活用したバイオマス発電を利用した地域活性化の可能性についてご紹介いただきました。
2011年11月17日(木)、宝生苑において開催された、「第59回全国地域婦人団体研究大会(分科会)」で、服部事務局長が約120名の会員を対象に「暮らしとエネルギー」をテーマに出前PAを行いました。
2011年11月8日(火)と9日(水)に、「第3回役員視察会」がありました。震災以降注目を集めいている再生可能エネルギーをテーマに、九州電力(株)小丸川発電所(純揚水式水力発電)・八丁原発電所(地熱発電)を役員の30名が視察しました。
初日は、揚水式水力発電を行う宮崎県児湯郡の小丸川発電所では、通常の水力発電とは違い、昼間のピーク時間帯は、上部調整池から下部調整池に水を流下させて発電し、使用した水量を電力需要の少ない夜間の電気で水車を逆回転させて上部調整池に揚水し、昼間の発電に再び使う仕組みなどを学びました。二日目は、地熱発電を行う大分県玖珠郡の八丁発電所を訪れ、温泉地特有の地熱を利用した発電設備や従来の地熱発電では不可能だった低温の蒸気・熱水での発電が可能となる国内初のバイナリー発電施設を視察しました。
この視察会を通じて、再生エネルギーのメリットとデメリットを深く知ることができ、今後のエネルギーのあり方を考えることができました。
平成23年6月9日(木)、「21世紀のエネルギーを考える会・みえ」は津市羽所町のアスト津4階・アストホールで、 16回目となる平成23年度総会を開催し、約260名の会員が参加しました。総会の冒頭、小菅会長は「東京電力第一原子力発電所の事故が連日報道され、私たちのエネルギーに対する関心はかつてないほど高まっております。三重県においても、 私たちは、エネルギーや環境問題を正しく理解したうえで、豊かな生活を次の世代も享受できるよう、原子力の必要性も含めて、これからのエネルギーの需給構造はどうあるべきか。また、環境問題についても改善すべく、議論を深めて合意形成を図っていく必要があるかと思います。 エネルギーや環境問題に関して、全県民的な議論へ発展していくよう、当会は中心的な役割を果たしてまいりたいと考えております」と挨拶しました。
また来賓を代表し、稲井田敬一経済産業省中部経済産業局資源エネルギー環境部電源開発調整官は、「経済産業省としても追加対策をとるなど原子力発電の安全・安心の確保に向け鋭意取り組んでいるところです。中部電力様のご理解のもと、浜岡原子力発電所の全号停止を行っていますが、
中部電力管内7月の電力予備供給率は現在のところ4.8%で、安定供給の目安であります8ないし、10%にむけて経済活動に影響を与えない範囲でピークカットなど一般的な節電を呼びかけあっているところです。『21世紀のエネルギーを考える会・みえ』の皆様が中核的な役割を果たしていくことで、
三重県内のエネルギー確保について正しい理解が拡大するものと期待しております」と挨拶されました。
また、山本教和三重県議会議長は「持続的な発展と地球環境の保全のためには発電時に二酸化炭素を排出しない各種エネルギー源を適切に組み合わせた取組を進めるとともに、エネルギーの重要さについて理解を深め、低酸素社会の実現に向けて省エネ型のライフスタイルを定着させていくことが一層求められています。 このような社会的要請のもと、 『21世紀のエネルギーを考える会・みえ』様における各界・各層からの幅広い方々の英知を結集した積極的な活動は非常に意義深いものであり、今後とも地球環境問題やエネルギー資源の問題解決に向けさらに活動を深められることを期待します」と挨拶。
内田淳正三重大学学長は「今こそ『21世紀のエネルギーを考える会・みえ』が果たす役割は非常に大きいものがあると私自身つくづくと感じています。エネルギーも人間が動的平衡を保ちながら健康を保っているように、一定の供給というのではなく、ダイナミズムを考えながら、エネルギー全体の供給を考える必要があります。 色々なエネルギー源の一つを使っていくのではなく、様々なツールをバランスよく使い分け、環境を考えながらエネルギーを確保し、社会を構築していくための議論をこの会が中心となって進めていただけることをお願いしたいと思います。」と述べられました。
総会では小菅会長の議事進行により、平成23年度の事業計画、副会長、理事の承認などの審議が行われ、満場一致で承認されました。また、エネルギーや環境問題に対する正しい理解のもと、限りあるエネルギー資源を有効利用するための県民的議論を求めることなどを内容とした声明書を服部勝事務局長が読み上げ、こちらも満場一致で承認されました。
総会終了後は、元国連大使で日本国際問題研究所副会長の佐藤行雄氏による「最近の国際情勢と日本」と題した記念講演が行われ、豊富な国際経験に基づく佐藤氏の講演を会員たちも興味深く聞き入っていました。