今月のメッセージ
平成29年2月1日
「21世紀のエネルギーを考える会・みえ」インフォメーション
2月は「省エネルギー月間」です。
みなさんはどうして、「省エネルギー」が必要だと思いますか?
「省エネルギー」は、エネルギー安定供給確保と地球温暖化防止の両面の意義を持っています。エネルギー資源のほとんどを輸入に頼っている日本にとっては、限りある資源を大切にして、エネルギーを上手に使うことは、非常に重要だといわれています。
また、地球温暖化の原因といわれる二酸化炭素の排出削減へむけても、省エネルギーの必要性が一層高まっているようです。
では、私たち一人ひとりが積極的に省エネルギーに取り組めば、一体どのような効果があるのでしょうか。
例えば、エアコン、冬の暖房温度を21℃から20℃に、夏の冷房温度を27℃から28℃にしたり、冷暖房の運転時間を1日1時間ずつ短縮するなど、この3つの方法を行うことで、年間で消費電力が約210億kWhの削減になり、原油に換算にするとドラム缶で約2,644万本、東京ドーム約4個分もの削減になるそうです。また、二酸化炭素の削減量は、約1,022万トンになり、この量は、杉の木で約73億本が吸収する量に相当するそうですよ。一人では効果が少ないかもしれませんが、みんなで省エネルギーを行えば、こんなに大きな成果が得られるんですね。
21世紀のエネルギーを考える会・みえでは、エネルギーや環境問題についての関心を深めていただくため、県内各地でエネルギー講演会や見学会などを実施しています。
ご興味がある方は、ぜひご参加ください。
- このメッセージはレディオキューブ(三重エフエム放送株式会社)にて下記の時間帯で放送しております。
・「READY!」(毎週月曜日 8:25~8:27)
・「EVENINGCOASTER」(毎週木曜日 17:48~17:50)