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令和3年12月1日

「21世紀のエネルギーを考える会・みえ」インフォメーション

 年末に向けて、忙しい毎日をお過ごしでしょうか?

 先月、イギリスで「COP26」が開催されました。そこで岸田総理は、「2050年カーボンニュートラルの実現」や「2030年度に温室効果ガスを、2013年度比で46%削除することを目指し、さらに、50%の高みに向け挑戦を続けていくことを約束する」とスピーチしました。

 また、国内では、10月22日に、日本のエネルギー政策の根幹となる「第6次エネルギー基本計画」が閣議決定され、2050年、2030年度の目標達成に向けた長期戦略が示されました。基本計画では、安全性の確保を大前提に、安定供給の確保やエネルギーコストの低減に向けた取り組みを進め、2030年度の電源構成では、再生可能エネルギーを最大限導入するとして、22%~24%であった目標比率を36%~38%に引き上げています。

 一方、原子力についての比率は20%~22%とし、国民のみなさんの信頼確保に努め、安全性の確保を大前提に必要な規模を持続的に活用していく方向です。脱炭素社会の実現には、安全性、安定供給、経済性、環境の観点から、多様なエネルギーを組み合わせるエネルギーミックスが重要です。

 この冬は、長期予報ではラニーニャ現象により寒さも厳しくなるとのこと。冬の電力需給については、安定供給に最低限必要な予備率3%は確保できているものの、過去10年で最も厳しくなる見通しのようです。世界的に燃料、電力を取り巻く状況が厳しさを増していることもあり、我が国の電力事情も安定供給に与える影響は予断を許さない状況です。

 コロナ禍の中、健康に十分留意しながら、私たちは、この冬の電力事情をよく理解して、省エネに取り組むことが重要ですね。

 これから日に日に寒さも厳しくなってきます。この機会にもう一度、日本のエネルギーのことについて考えてみませんか?

 「21世紀のエネルギーを考える会・みえ」では、脱炭素社会実現にむけて、エネルギーや環境問題について、一緒に考えて頂ける会員を募集しています。会員登録は無料です。

 「会員登録」については、こちらをご覧ください。

 「21世紀のエネルギーを考える会・みえ」インフォメーションでした。

- このメッセージはレディオキューブ(三重エフエム放送株式会社)にて下記の時間帯で放送しております。
  ・「READY!」(毎週月曜日 8:25~8:27)
  ・「EVENINGCOASTER」(毎週木曜日 17:48~17:50)

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