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令和7年5月1日

「21世紀のエネルギーを考える会・みえ」インフォメーション

 日差しも少しずつ強くなり、新緑の美しい季節となりました。
 レジャーや旅行など、計画されている方も多いのではないでしょうか。

 さて、今月は、日本のエネルギー自給率のお話をさせていただきます。

 私たちの生活や経済活動には、エネルギーが欠かせませんよね。
 石油、天然ガス、原子力、地熱、風力、太陽光など、自然から直接採取できるエネルギーのことを「一次エネルギー」といい、自国内で産出、確保できる比率を「エネルギー自給率」といいます。   

 みなさんは、日本のエネルギー自給率をご存じですか。
2022年度の日本のエネルギー自給率は、12.6%と欧米諸国など38か国の先進国が加盟するOECD諸国(経済協力開発機構)の中でも極めて低い水準にあります。

 日本は、石油・石炭・天然ガスなどの化石燃料に恵まれず、そのほとんどを海外に依存していますが、世界はウクライナ事情や中東情勢の悪化等、エネルギーに影響のある事象が各地で発生しており、海上輸送の重要な地点である、紅海やパナマ運河などで紛争や水位低下といった災害が発生してエネルギーの安定供給への懸念が生じています。   

 日本では、自然を利用した太陽光や風力などの再生可能エネルギーの導入が進んでいますが、天候に左右されるという課題もあります。

 資源の少ない日本では、エネルギーの安定確保を図るには、安全性を大前提として、「安定的に」「経済的に」「環境にやさしく」に配慮して、再生可能エネルギーや原子力、火力といったそれぞれの特性を活かしたエネルギーを組み合わせることが重要であると考えます。   

 みなさんも、当会が開催する講演会や見学会にご参加いただき、私たちの暮らしに深くかかわっている、エネルギーや環境問題について、一緒に考えてみませんか。   

「21世紀のエネルギーを考える会・みえ」インフォメーションでした。

- このメッセージはレディオキューブ(三重エフエム放送株式会社)にて下記の時間帯で放送しております。
・「Pick up On Mie ~POMie!(ポミー)~」(毎週月曜日 8:25~8:27)
・「つながるジカン」(毎週木曜日 17:47~17:49)

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