令和元年8月1日
「21世紀のエネルギーを考える会・みえ」インフォメーション
夏休みを楽しんでいますか?まだまだ、暑い日は続きそうですね。
先日、世界気象機関(WMO)は、ロシアなどの北極圏で記録的高温、米国やバングラデシュでの洪水など、世界各地で異常気象が相次ぎ、「異常気象宣言」が発表されました。
日本においても、平成最悪の被害となった「西日本豪雨」や先月は九州南部を記録的な豪雨が襲うなど、毎年のように大きな災害が発生しています。このような「異常気象」は、なぜ増えたのでしょうか。
「異常気象」が増えた原因はいくつか挙げられていますが、その中で、特に注目されているのが「地球温暖化」です。地球温暖化に最も大きな影響を及ぼしているのが二酸化炭素です。
私たちが便利で快適な生活をしてエネルギーを大量に消費していることと、深く関係しています。異常気象を抑えるにはこの二酸化炭素の排出を減らすことが最も重要といわれています。
では、「地球温暖化」を出来るだけくい止めるには、どうしたらいいでしょう。
二酸化炭素の多くは化石燃料を燃やすことで発生するため、二酸化炭素の排出を減らす対策として、水力、太陽光などの再生可能エネルギーや原子力などの「低炭素電源」の活用や、将来的には、二酸化炭素の排出の多い石炭火力は、二酸化炭素を回収し地下に貯留する新技術の研究、導入が進められています。
また、家庭では、電気を節電、省エネすることで二酸化炭素の排出の抑制につながります。
高断熱化住宅や省エネ家電の導入や、エアコンをつけるときは、カーテンやブラインドで直射日光をさけたり、フィルターのこまめな掃除をするなどちょっとしたことで、地球に優しい働きになります。
地球温暖化を食い止めるヒントが、私たちの生活にはたくさんありそうですね。ここで、もう一度、私たちの生活を見直して、地球に優しい生活をおくりましょう。
「21世紀のエネルギーを考える会・みえ」インフォメーションでした。
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